今年もあんずの季節がやってきました。今回は、あんずのシロップ漬けとシロップ煮の作り方を紹介します。あんずジャムの作り方はこちらです。
今回長野県からお取り寄せしたあんずは、直径5センチくらいで重さは50~60gの昭和という品種です。
我が家では毎年ジャム、シロップ漬け、シロップ煮を作ります。どのあんずも大好きですが、私はシロップ漬けが1番好きです。あんずの味や香り、歯応えどれも抜群に楽しめるからです。
まずは、シロップ漬けの作り方です。
作り方
①あんずを洗って、包丁でくるりと1周切り込みを入れて、手でねじります。半分にぱかっと割れます。種はポロリと取れます。種は10個くらいとっておきます。

②保存する瓶とふたを煮沸消毒しておきます。
③あんずと種を沸騰したお湯で20~30秒湯通しします。

穴のあいたお玉などで素早くすくって冷水にとります。
④あんずを瓶にきっちりと詰めていきます。種も3~4個入れます。種を入れたほうが杏仁の風味も楽しめるからです。熱々のシロップを95%くらい注いで、軽くふたをします。
⑤瓶ごと8分位煮沸します。我が家では蒸し器で脱気しています。8分たったら、ふたをきっちり閉めて再び8分殺菌します。
脱気の詳しいやり方は「ちゅうくう」のホームページに分かりやすく説明されているので参考にしてください。
冷蔵庫で保存します。1~2カ月後からおいしくいただけます。
続いて、シロップ煮の作り方です。こちらは、冷蔵庫で2~3週間日持ちします。
作り方
①あんずを洗って、2つ割りにして種も取ります。
②鍋にシロップを沸騰させ、あんずを入れます。4~5分煮て、穴あきお玉などで素早くひきあげ保存容器に入れます。
私は歯応えが残った食感が好きなので、4分くらい煮ています。
③あんずをすべて煮終わったら、あんずの上にシロップをかけていきます。翌日位からおいしくいただけます。
甘酸っぱいあんずのシロップ煮の出来上がりです。
シロップ漬け、シロップ煮のシロップはとてもおいしいです。ゼリーにしたり、凍らせてシャーベットにしてもいいですね。もちろんお湯や水で割ってジュースにするのもおすすめです。

