京都 祇園 柚子屋旅館 一心居で 柚子鍋懐石

まんぷく旅行記

10月に2泊3日で、夫と京都満腹旅行に行ってきました。1日目の夜、祇園にある柚子屋旅館の食事処一心居で懐石料理をいただきました。

2年前に一心居のランチをいただきそのおいしさに感動して、今度京都に行くときには夜の懐石料理を食べようと決めていたんです。実現する日が来ました。

八坂神社のすぐお隣です。

階段を上ったところに入り口があります。2年前の味を思い出し期待で胸おどります。

昔ながらのおくどさんが湯気を立てて迎えてくれます。

お庭の岩から流れる水音を聞きながら食事が始まります。

どの料理もおいしそうです。今月のテーマは「森の香り」だそうです。

さあ、夢のような時間の始まりです。

まずこちらの包みを開けてくださいと言われました。ワクワクしながら包みをほどいていきます。

柚子の中に酢飯と温かいのどぐろが入っています。ふたになっている柚子の果肉を絞っていただきます。のどぐろのふっくらした身と酢飯がよく合います。

あわび茸、どんこ、シメジ、まいたけを1年じっくり干したものを見せてくれました。次の料理は、こちらの干したキノコで作ったスープです。

こちらが椀物です。

茶色いスープが入っています。器に注いだ瞬間キノコの芳醇な香りが立ち込めてきました。4種類のキノコは、混ざり合うことなくそれぞれの持ち味を主張しながら見事に調和しています。今までに飲んだことのない不思議な味です。
具は入っていませんが、スープとして見事な存在感です。すぐにまた飲みたくなる魅惑の味です。

刺身は高知の戻りカツオ、明石の鯛、三重県の炙りカマスです。カマスはあっさりした中に甘みがありました。

もみじに覆われた大きな器が運ばれてきて、はっぱをかき分けてくださいと言われました。いい大人なので声には出しませんでしたが、「わーすごい。何が出てくるのかなー」と心の中でつぶやきながらはっぱをかき分けていきました。

中からガラスの容器が現れ、ふたを取るとイチョウの葉が見えます。楽しくてわくわく感が半端ありません。

イチョウの葉の下には京都和牛のステーキが。「わーお」思わず歓声を上げてしまいました。

柔らかくて香ばしくて、おいしすぎました。かすかにスモークを感じました。ステーキを焼いてから桜チップのスモークを器にとじ込めたそうです。
銀杏、むかごも秋を感じます。伏見唐辛子もおいしいです。

温物は蕪蒸しです。甘鯛を蕪でフワトロに包んで蒸されています。ゆり根も入っています。柚子と三つ葉が散らしてあります。それぞれの具材の深い味わいがしみわたります。

焼き物は子持ち鮎です。さっきまで泳いでいた鮎を醤油でつけ焼きしているそうです。甘辛くて、内臓のほろ苦さとあいます。手前の柚子の中にはうるか(鮎の卵巣)とイカの合えたものです。

一番だしに入っっているのは京都の千代豆腐店の豆腐です。お豆の味をストレートに感じました。

次にこんもりと盛られたマツタケの登場です。

次々と鍋に入れてくれます。歯ごたえと香りがたまりません。

次は素敵な器に並べられた鱧です。鱧は、晩秋が2度目の旬で「落ち鱧」とよばれ脂がのっています。ちなみにマツタケとの相性は抜群だそうです。

だしにさっとくぐらせ、身が丸まったらいただきます。甘くて脂がのって最高です。

野菜は壬生菜、水菜、九条ネギです。

ここからは二人のペースでゆっくりと豪華な鍋の競演を楽しみました。具材を食べ終わるといったん土鍋を下げられます。

おー、美しい雑炊になって再登場です。

お玉で柚子をつぶして果汁を出してくれます。
柚子のいい香りが広がります。

おいしいお漬物と一緒にマツタケと鱧の香りが染み出た絶品雑炊をいただきました。

甘味は渋皮煮と柿です。渋皮煮には栗、柿には柿の葉が添えられています。どこまでも心憎い演出です。

感動と驚きの2時間はあっという間に過ぎてゆきました。一人 18,150円(税込)です。こんなにおいしかったら次回も必ずこちらに食べにこようねと夫と約束しました。ごちそうさまでした。

お店情報
店名:柚子屋旅館 一心居
住所:京都市東山区祇園町八坂神社南隣545番地
営業時間:昼 11:30 ~ 15:00  夜 17:00 ~ 21:00
お休み:なし

味:4.3 コスパ:3.6

当ブログの味・コスパの評価基準は、食べログ等とはかなり違っています。
私なりの評価の基準は次のとおりです。

味について

3.0~3.5  普通
3.6~3.9  おいしい
4.0~5.0  感動のおいしさ

コスパについて

3.0~3.3  ちょっとお高いかな
3.4~3.6  普通
3.7~3.9  お得
4.0~5.0  申し訳ないくらいのお得感