九大病院のすぐ近くの若松食堂に、うん十年ぶりに行ってきました。おいしかったー。懐かしかったー。
こちらの鍋屋さん、まだ若かりし頃、夫と時々食べに来ていました。あそこの鍋のスープおいしかったよねと、今でもよく話題に出るほどの思い出の味でした。もうやってないだろうと勝手に思い込んでいました。
先日、ひょんなことからまだ営業されていることを知り、早速お邪魔しました。
九大病院東門前の「裕生堂薬局」横の路地の奥にあります。若松食堂営業中との張り紙が出ていました。めちゃくちゃ懐かしかったです。またあの幻の(勝手に幻にしちゃっていました。)あの鍋がいただけると思うと緊張すら感じてしまいました。
他のお店はどこも締まっていました。このアーケードに入り最初の路地を右に曲がるとお店が見えます。
店内は部屋が2つあってそれぞれ3つずつテーブルがあります。
ブタチリ、ヨセチリ、魚チリ、野菜ナベの4種類です。値段も相変わらずお安いです。税込みでこの価格です。当時、全種類食べて、私はヨセチリが1番好きでした。アサリのダシがきいたスープが絶品だったんです。
迷わずにヨセチリを注文しました。
これこれ。ビジュアルも変わっていません。何十年ぶりの対面でしょう。若いころを思い出し、大げさではなくて涙が出そうになりました。

薄切りの豚を何枚かに重ねている豚肉、白身の魚、アサリが入っています。メインの野菜は白菜ではなくキャベツです。これがまたおだしと合うんです。豆腐、もやし、玉ねぎ、にらも入っています。
まずはスープをいただいてみます。昆布だしにアサリのおだしが相まって、絶妙の味です。若松食堂独特のスープです。ずっとこの若松食堂のスープが飲みたかった私は、しばらくスープだけを飲み続けました。
自称、絶対舌を持っている私は、何十年たっても舌で味を覚えています。当時とほぼ変わらない味です。
こちらは野菜ナベです。アサリは入っていないので昆布だしの味です。もちろんこちらもあっさりでおいしかったです。
具はそのままでもおいしかったのですが、時々ポン酢をつけていただきました。このポン酢は、かつおだしがきいておいしかったです。
白菜と違ってキャベツはスープを薄めることなくおいしくいただけます。
鍋は小さいのですが、深さがあってスープまで飲み干すとお腹がいっぱいになりました。
近いうちにまたぜひお邪魔したいです。ごちそうさまでした。
住所:福岡市東区馬出2-3-43
営業時間:10:45~13:30(売切れ次第終了)
お休み:水曜、日曜、祝日、不定休
当ブログの味・コスパの評価基準は、食べログ等とはかなり違っています。
私なりの評価の基準は次のとおりです。
3.0~3.5 普通
3.6~3.9 おいしい
4.0~5.0 感動のおいしさ
3.0~3.3 ちょっとお高いかな
3.4~3.6 普通
3.7~3.9 お得
4.0~5.0 申し訳ないくらいのお得感