高砂にある、200年続くぬか床でぬか漬けとぬか炊きを食べさせてくれる千束に久しぶりに行ってきました。
日赤通り沿いにあります。
お店の前にメニューが出ていました。ランチはぬかみそ煮定食の魚か肉かの2択です。
お店の2階にお食事処があります。カウンター8席と2人用のテーブルが1つだけです。12時半頃伺いました。運よくカウンターが1席だけ空いていました。
今日の魚は鯖とのことで、魚のぬかみそ煮定食を注文しました。デザートは100円で柚子のシャーベットか金時豆の煮ものだそうです。デザートは今回、遠慮しました。
久しぶりの千束の定食です。おいしいそう。おからの炊いたのと春雨の酢のものが小鉢でついてきました。
手前の小皿の中は、味見としての自家製のふりかけと柚子みそです。ふりかけは山椒の香りがきいたしっとりタイプです。
こちらの「いりこ」の味がきいた甘い柚子みそが昔から大好きで、よく買って帰っていました。相変わらずの安定のおいしさでした。
骨まで柔らかくたかれた鯖も絶品です。いくらでもご飯が進みます。ご飯のお変わりは無料なので、ついおかわりをお願いしました。
こちらと同じように、ぬか漬けとぬか炊きを提供する小倉の食事処 矢野のぬか炊きよりは、若干こちらのほうが甘めに仕上げられています。どちらも甲乙つけられないおいしさです。
なんて美しいぬか漬け達でしょう。きゅうり、人参、大根、なす、みょうが、かぶ、オクラ、ピーマン、パプリカ、昆布、セロリ、キャベツの12種類。
癖のあるはずのセロリは甘みを感じます。みょうがの香りもたっています。
それぞれの野菜の甘味、旨味はそのままに、ぬか漬けの風味がつけられ、一層野菜のおいしさを引き立てています。
このごま豆腐のメニューが、入店した時からずっと私の目にちらついていました。
実はごま豆腐も私の大好物で、いろいろな所で食べるチャンスがあるときには口にして楽しんでいます。
でもこちらの定食はボリュームがあるし、ご飯もお替りしたので今日は食べるのをあきらめていました。でも食いしん坊の私は我慢ができなくなってつい「ごま豆腐お願いします。」と言ってしまいました。

ごま豆腐は、ちょっと私の好みではありませんでした。残念。でも注文しなかったらずっと気になっていたでしょうから後悔はありません。
古民家風のカウンターで素敵な器でおいしいランチをいただきました。ごちそうさまでした。
住所:福岡市中央区高砂2-9-5
営業時間:11:30〜売り切れまで
お休み:土曜・日曜・祝日
当ブログの味・コスパの評価基準は、食べログ等とはかなり違っています。
私なりの評価の基準は次のとおりです。
3.0~3.5 普通
3.6~3.9 おいしい
4.0~5.0 感動のおいしさ
3.0~3.3 ちょっとお高いかな
3.4~3.6 普通
3.7~3.9 お得
4.0~5.0 申し訳ないくらいのお得感