福岡 ミシュラン1つ星 博多の水炊き「旧かつえ」

2019年評価3.9以上のお店

先週、西鉄薬院駅から徒歩7~8分のところにある水炊きのお店「旧かつえ」にお邪魔しました。


高砂にあります。この地区で平屋でコンクリート打ちっぱなしのおしゃれな佇まいです。看板は出ていません。
水炊きでミシュラン1つ星を獲得されています。どんな水炊きが出てくるのとても楽しみです。


暖簾をくぐると長ーい1枚板のカウンターが目に飛び込んできました。今回私たちは6人で、個室のほうに案内されました。6人ゆっくりとくつろげる広さのコンクリート打ちっぱなしの素敵な個室です。個室は1室だけのようです。

こちらは、前日までの完全予約制で7,000円(税別)のコースのみです。まずはドリンクを楽しみます。ビールとワインで乾杯。


前菜の3品です。干しイチジクのの白和え、ズワイガニともずくの寄せもの、子持ち昆布です。どれも繊細で上品な味です。

お刺身を見てびっくり。1人前ずつ大きな氷の塊の上にのせられています。

あら、蒸しアワビ、車海老、鰹です。ワサビの横にはカリッと焼かれた車海老の頭が添えられています。
蒸しアワビが柔らかいけど歯ごたえもあって、旨味も半端なかったです。あらも脂がのっていました。
刺身の下に敷かれたわかめも肉厚でコリコリしておいしかったです。

ワイワイ盛り上がっている私たちの会話が一息つくのをさりげなく待って、料理の説明をしてくださいます。行き届いた心遣いを感じました。ますます料理がおいしく感じます。


鶏のスープとウニと甘エビの握りです。
スープは濃厚で旨味が濃いのにしつこさがありません。
シャリに感じるかすかな塩味とウニと甘エビのまったりした甘さが、口の中で融合してたまらない1品です。

ここでスープが出てきたので、いよいよ水炊きが登場するのかしらと予測します。


いえいえ、今度はのどぐろの焼き物が運ばれてきました。酒盗を塗って焼かれたとのこと。脂がのったのどぐろの下には、だしをたっぷり含んだ柔らかい大根が敷いてあります。

もう1品やってきました。穴子のトマトソース和えです。ふっくらとした穴子とトマトソースは斬新な取り合わせです。


ついに水炊きとご対面です。鶏もも肉と鶏ミンチ。野菜は白菜、小松菜、白ネギのみです。豆腐などが入っていないのでのスープは濃厚なままです。

薬味は左がニンニク入りの辛みそ、右が柚子胡椒です。ポン酢はありません。

とにかくスープが絶品です。さすがミシュランの星を獲得しただけのことはあると納得しまくりです。そして、このおいしい鍋にポン酢はいらないと納得しました。

鶏肉もおいしいのですが、ミンチもふんわり食感で鶏のおいしさを前面に主張して絶品です。

瞬く間に鍋が空になってしまいました。今から〆のおじやをおだししますと言われ、恥ずかしくなりました。スープは1滴残らず飲み干していました。大丈夫ですよと笑顔で言われ、一安心。


まずは、冷たいおじやが出てきました。青のりがかかっています。冷たいおじやは初めての体験でしたが、あっさりとしていくらでも食べられそうでした。


〆の自家製のうどんです。もっちり、しこしこで濃厚なスープとよく合っていました。


ついに、おいしかったコースもファイナルです。巨峰のゼリーがでてきました。

この巨峰のゼリーがただものではありませんでした。ゼリーと名がついているのに、口に入れてみるとものすごい弾力なのです。ほとんど生の巨峰を食べているかのようです。断面をよく見ると、巨峰のジュースではなく、丸ごとの巨峰がゴロゴロ詰まっていました。

最後のデザートまでおいしくいただきました。

おしゃれな個室で会話も弾み、おいしいコースを堪能できて、素晴らしい会食になりました。ごちそうさまでした。

お店情報
店名:旧かつえ
住所:福岡市中央区高砂1-6-18
営業時間:17:00~21:00
お休み:不定休
味:3.9 コスパ:3.7

当ブログの味・コスパの評価基準は、食べログ等とはかなり違っています。
私なりの評価の基準は次のとおりです。

味について

3.0~3.5  普通
3.6~3.9  おいしい
4.0~5.0  感動のおいしさ

コスパについて

3.0~3.3  ちょっとお高いかな
3.4~3.6  普通
3.7~3.9  お得
4.0~5.0  申し訳ないくらいのお得感